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とても大きくなった口内炎がすごく痛いけれど、私は元気です。 

もういや。一週間以上も治らないんだもん。 しくしく・・・。





ジョーカー・ゲームジョーカー・ゲーム
柳 広司

角川グループパブリッシング 2008-08-29
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内容紹介

スパイ養成学校""D機関""。常人離れした12人の精鋭。彼らを率いるカリスマ結城中佐の悪魔的な魅力。
小説の醍醐味を存分に詰め込んだ傑作スパイ・ミステリー。






前にダブルジョーカーの記事を書いた気がするのは私だけでしょうか。
なんと消えてしまったので少し悲しい。
ハクナ・マタタ。

前に書いたように、私は二巻目のダブルジョーカーを先に読んだのだけれど、なんだか今回のジョーカーゲームの方が、結城中佐に人間味があったように思う。
いや、人間味っていっても、元が人間離れしてるもんだからそんなにはっきりと温かなものではないかな。
何ていうか、無機質で、冷たいという温度すらもなくて、そんな空間なのに、なぜか触れると微かに温かい。
それは決して向こうのものなどではなく、ただ自分の温度なのかもしれないけれど、確かに返ってくるものではあるのだ。
その温度がない所にあるからこそ、感じることのできる温度というのがあったのだろうなぁ。

脈絡が皆無だけど、マキャベリストといったところだろうか。
しかし、それすら真理なのか見えることはない。

やはり面白い。
巧妙に張られた罠を、ひとつひとつ丁寧に踏んでゆき、そして最後、もはや暗い前へと進むほかなくなるのである。
そうして私は、どんどんと深みにハマって行く。




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 大学の長い春休みを存分に活用して本を読み漁る私。
この一か月何をしたって、友人と数回会った他は読書しかしていない。
嗚呼、なんて充実した日々!

この1週間と少しの間に読んだ本、

・異人館画廊 谷瑞恵
・黒方の鬼 渡瀬草一郎
・吾輩はシャーロック・ホームズである 柳広司
・陰陽師 龍笛ノ巻 夢枕獏
・陰陽師 太極ノ巻 夢枕獏
・鉄鼠の檻 京極夏彦
・確率捜査官 御子柴岳人 神永学
・ICO霧の城 宮部みゆき
・工学部・水柿助教授の日常 森博嗣


の中から今回は

吾輩はシャーロック・ホームズである (角川文庫)吾輩はシャーロック・ホームズである (角川文庫)
(2009/09/25)
柳 広司

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について書きます。



内容(「BOOK」データベースより)
ロンドン留学中の夏目漱石が心を病み、自分をシャーロック・ホームズだと思い込む。
漱石が足繁く通っている教授の計らいで、当分の間、ベーカー街221Bにてワトスンと共同生活を送らせ、
ホームズとして遇することになった。
折しも、ヨーロッパで最も有名な霊媒師の降霊会がホテルで行われ、ワトスンと共に参加する漱石。
だが、その最中、霊媒師が毒殺されて…。ユーモアとペーソスが横溢する第一級のエンターテインメント。




本当はこの著者の他の本を探しに古本屋に出向いたのだけれど、目的のぶつはなかったのでこっちに変更。

夏目漱石が自分をホームズだと思い込むという、なんとも惹かれる設定で、わくわく。
昔読んだシャーロックホームズを彷彿とさせる文体が、なんだか懐かしい。

物語の中の人物であるホームズとワトスンが漱石と会いまみえるという、絶対的な不協和が降り積もるわけなのだけど、それ自体が楽しいというか、ズレとそのズレに対する微かな不安感みたいなものが心地よく、美しいのだと思う。
ミロのヴィーナスの不完全さが完全であり、心に訴えかける美を有しているのと少し似ていたりする。

現実と虚構の垣根が溶けてしまったような、そもそも、それらの違いなんてあるのかなぁ、なんて考えてしまう。

しかし、本はそんな事を考えながら読むものじゃない気がしてきた。
もっと素直に字を、文章を、ストーリーを楽しみ、感じるべきなのだろうな。
あ、でも、読んでる時はちゃんとそれをしていると思うから別にいいのかな。
後でこう、ぐだぐだとロジックな分解を試みるのがいけないのかも。

でも、それを言ったらブログの意義がすり減っていくからこのへんで止めておこうかな。




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