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 大学の長い春休みを存分に活用して本を読み漁る私。
この一か月何をしたって、友人と数回会った他は読書しかしていない。
嗚呼、なんて充実した日々!

この1週間と少しの間に読んだ本、

・異人館画廊 谷瑞恵
・黒方の鬼 渡瀬草一郎
・吾輩はシャーロック・ホームズである 柳広司
・陰陽師 龍笛ノ巻 夢枕獏
・陰陽師 太極ノ巻 夢枕獏
・鉄鼠の檻 京極夏彦
・確率捜査官 御子柴岳人 神永学
・ICO霧の城 宮部みゆき
・工学部・水柿助教授の日常 森博嗣


の中から今回は

吾輩はシャーロック・ホームズである (角川文庫)吾輩はシャーロック・ホームズである (角川文庫)
(2009/09/25)
柳 広司

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について書きます。



内容(「BOOK」データベースより)
ロンドン留学中の夏目漱石が心を病み、自分をシャーロック・ホームズだと思い込む。
漱石が足繁く通っている教授の計らいで、当分の間、ベーカー街221Bにてワトスンと共同生活を送らせ、
ホームズとして遇することになった。
折しも、ヨーロッパで最も有名な霊媒師の降霊会がホテルで行われ、ワトスンと共に参加する漱石。
だが、その最中、霊媒師が毒殺されて…。ユーモアとペーソスが横溢する第一級のエンターテインメント。




本当はこの著者の他の本を探しに古本屋に出向いたのだけれど、目的のぶつはなかったのでこっちに変更。

夏目漱石が自分をホームズだと思い込むという、なんとも惹かれる設定で、わくわく。
昔読んだシャーロックホームズを彷彿とさせる文体が、なんだか懐かしい。

物語の中の人物であるホームズとワトスンが漱石と会いまみえるという、絶対的な不協和が降り積もるわけなのだけど、それ自体が楽しいというか、ズレとそのズレに対する微かな不安感みたいなものが心地よく、美しいのだと思う。
ミロのヴィーナスの不完全さが完全であり、心に訴えかける美を有しているのと少し似ていたりする。

現実と虚構の垣根が溶けてしまったような、そもそも、それらの違いなんてあるのかなぁ、なんて考えてしまう。

しかし、本はそんな事を考えながら読むものじゃない気がしてきた。
もっと素直に字を、文章を、ストーリーを楽しみ、感じるべきなのだろうな。
あ、でも、読んでる時はちゃんとそれをしていると思うから別にいいのかな。
後でこう、ぐだぐだとロジックな分解を試みるのがいけないのかも。

でも、それを言ったらブログの意義がすり減っていくからこのへんで止めておこうかな。




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二月十四日
 今日はバレンタインだから、めったにしないクッキー作りをした。自分用に。
私はもともとレシピ通りに手順良く料理をすることができないから、いつも何かしらもたつくのだけど、
それにしても今日のは酷かった。
 最近ハマっているつもりの絞り出しクッキーを作ろうと意気込んでレシピをメモ。
めずらしく材料を全部量って並べ、準備万端でレシピの手順通りに作っていたから、もたつきの付け入る隙は皆無、
入れる順番間違えてフリーズなどということも無いはずだった。
しかし、薄力粉を入れて混ぜると、粉のまま。つまり、生地にはならないという驚きのイリュージョン。
流石の私も、この通常ならざる事態に気が付いたから、涙目になりながらレシピにない牛乳を適当に大量追加。
そして、オーブンも冷めている気がしたから、加熱時間をなんとなく結構延長。
なんとかクッキーに成り得たのが幸いだと思っておかないとやってられない。
 今回の件に関して、私に非はない。そう、これはきっと運命の悪戯。





妻は、くノ一 (角川文庫)妻は、くノ一 (角川文庫)
(2008/12/25)
風野 真知雄

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内容(「BOOK」データベースより)

平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は、三度の飯より星が好きという藩きっての変わり者。
そんな彦馬のもとに上司の紹介で美しい嫁・織江がやってきた。
彦馬は生涯大切にすることを心に誓うが、わずかひと月で新妻は失踪してしまう。
じつは織江は、平戸藩の密貿易を怪しんだ幕府が送り込んだくノ一だった。
そうとは知らず妻を捜しに江戸へ赴く彦馬だったが…。人気著者が放つ「妻は、くノ一」シリーズ第1弾。






第三回 
「妻は、くノ一シリーズ」

このシリーズは、本編が10巻と続編が3巻、姉妹編の「姫は、三十一」7巻。
その内読んでいないのは、続編と姉妹編のそれぞれ最終巻だけと言うコンプリート間近の状態。

ドラマも良かったけど、原作もとても良い。
彦馬と織江が近くに居るのになかなか会えないもどかしさみたいなのが読欲をかきたてるシリーズ。

また、本編以外もそれだけで独立できそうなしっかりとした感じ。
本編とのリンクがあるのも嬉しくなる。

そういったシリーズ。


今日の教訓: お菓子作りは天に左右される。(と思うべし。)



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 昨日、二月三日は節分。
近くのお寺の豆まきに行ってきました。
まるで追いだした鬼が憑依したかのように、皆が鬼の形相で押し合いへし合い、頭上からまかれる福豆に必死に手を伸ばす様は滑稽で、
私もきっと、似たり寄ったりの形相と殺気を纏っているのだろうと思うと、笑いが止まらなかった。
そうして鬼の仲間入りをした甲斐あって、福豆ふたつと三徳豆ひとつ、そして来年への闘志をいただいた。
 しかし、お寺でまかれたというだけでご利益を感じて、いい年した大人まで、というか大人こそ目の色変えて、豆にすがるというのはなんだかとても面白いなぁ。
来年はもっと取ってみせると決意した、立春。




分冊文庫版 姑獲鳥の夏 上 (講談社文庫)分冊文庫版 姑獲鳥の夏 上 (講談社文庫)
(2005/04/17)
京極 夏彦

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内容(「BOOK」データベースより)

「二十箇月もの間子供を身篭っていることができると思うかい?」。
昭和二十七年の夏、三文文士の関口巽は東京は雑司ケ谷にある久遠寺医院の娘にまつわる奇怪な噂を耳にする。
しかも、密室から煙のように消えたというその夫・牧朗は関口の旧制高校時代の一年先輩だった。
ポケットに入る分冊版、刊行開始。





前回から引き続き、シリーズのシリーズ、シリーズ特集をお送りいたします。

なんとか二回はいけたよぉ。


第二回
「百鬼夜行シリーズ」

憑き物落としの京極堂が絡まった人の糸を解いていくシリーズ。
人のもつ怪、うみ出した怪、とでも言おうか。そういったもののじんわりとした怖さ、哀しさが滲みでる。

私は分冊版で読んでいるのだけれど、普通の文庫だとこの著者の本はとても分厚く、レンガ本などとも呼ばれているらしい。しかし、それを感じさせないあたり、凄いのだと思う。

赤い靴を履いたら最後、たおれるまで踊り続けるあれと似ている気がする。
でもそれは、軽やかな甘美で全く疲れを知ることがない。
私は読み始めたが最後、最終ページをめくるまで読み続けてしまう。

今現在、狂骨の夢までしか持っていないからウズウズ、ムズムズしている状態。

そういったシリーズ。


今の気持ち:シメシメ・・・(特集の味をしめている)




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