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さて、私は最近シリーズものばかりを読んでいるので、しばらくはシリーズが続くでしょう。

興味のない方には申し訳ありませんが、もう少しの間我慢していただきたい。

ということで、今回もこちら。





バチカン奇跡調査官 闇の黄金 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 闇の黄金 (角川ホラー文庫)
(2011/02/25)
藤木 稟

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内容(「BOOK」データベースより)

イタリアの小村の教会から申告された『奇跡』の調査に赴いた
美貌の天才科学者・平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。
彼らがそこで遭遇したのは、教会に角笛が鳴り響き虹色の光に包まれる不可思議な『奇跡』。
だが、教会の司祭は何かを隠すような不自然な態度で、2人は不審に思う。
やがてこの教会で死体が発見されて―!?
『首切り道化師』の伝説が残るこの村に秘められた謎とは!?
天才神父コンビの事件簿、第3弾。






この巻は、事件の黒幕が前巻とつながっていて、あゝやっとシリーズっぽくなってきたな

という感じです。

やはり面白いのですが・・・残念なことに前巻や前々巻の感想ですべて書ききってしまい、

書くことがありません。

いやー。これは思わぬ落とし穴です。

迂闊にシリーズものに手を付けられませんね。


と、いうことで、

今回は私のちょっとした出来事をば。

(ちょっとしたと書いたくせに、普通の感想の時よりも長くなりました。なんたることか。)



その日私は、友人二人と電車に揺られていた。

あの時はなんの話をしていたのだろう・・・

ああそうだ、幼稚園の話だ。

「幼稚園児ってさ、鼻たれてるよね。なんで?」

という友人の言葉で話は始まったのだ。

「さあ、なんでだろう。あ、幼稚園といえばね・・・」

少し面倒くさかった私は友人の疑問を軽くスルーし、話題を変えた。

「私が幼稚園の年中の時、年長のお姉さんが優しく私の目やにを取ってくれてねー。」

友人は気分を害した風もなく私の話を聞いている。良い友を持ったものだ。

「それが凄く嬉しくてずっと覚えてるんだけど・・・」

と、私が、少なからず美化されたであろう幼稚園の思い出に思いを馳せ、余韻に浸っていたその時だった。

ガラガラガラ・・・と音が響いた。

視線を音のする方へ向けると、スーツケースが走っていた。

驚いていると、後から持ち主であろうおばさんが追いつこうと必死に手を伸ばしている。

嗚呼、恥ずかしいだろうなぁ。ああいうのはぎりぎり追いつけないものなのだ。かわいそうに。

と、優しく見守っていると、今度は横から変な音がする。

ぷっ・・・ふっ・・・

見るとそこには、顔を伏せ、小刻みに震えながら、一生懸命笑いをこらえている友人がいた。

だが残念なことに全くこらえられていない。

笑ってやるな。かわいそうじゃないか。ほら、この車両で笑っているのは君だけだよ・・・。

と、言いたかったのだが、悲しいかな、笑いは伝染するのだ。

「笑っ・・ぷっ・・ククク・・・」

私の言葉は行き場をなくし、宙をさまよっている。

それから三人は涙を流しながら笑いつづけ、友人は、

「腹筋がっ・・腹筋がっ・・」

と、息も絶え絶えで言い続けていた。

後から考えると、何がそんなに面白かったのだか、と思うが、その時は本当に笑いが止まらなかった。

いやはや、伝染とはなんと恐ろしいものなのだろう・・・。

その後、私たち三人が電車を乗り換えた頃には、

体力の半分を代償に、なんとか笑いを押さえつけたのだが、その努力は一瞬にして水の泡となる。

電車が発車しようとした、まさにその時だった。

ホームを歩いていた女子高生が、おもむろにY字バランスをしたのだ。

とてもきれいなY字バランスだった。テレビで披露すれば拍手喝采だったことだろう。

私たちは過ぎ去って行くホームを目で追い、そして吹いた。

嗚呼せっかく蓋をしたのにどうしてくれるんだ。

ほら、向かいに座っている人が怪訝そうな目で見てくるじゃないか。

恥ずかしい。しかし、もはや笑いは私の制御を軽々と振り切って好き勝手に暴れまくっている。

嗚呼、このまま笑い死んでしまったらどうしよう。

そんなことを考えながら笑い続けている私を、電車は運んで行った。





追申・これは読書日記です。





2012.10.31 読了





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    まとめ【 バチカン奇跡調査官】 ( 00:34 )

    さて、私は最近シリーズものばかりを読んでいるので、しばらくはシリーズが続くでしょう。興味のない方に



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